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金銭教育実践レポート


 ● 金銭教育講師を派遣
   
「子どもの金銭感覚と金銭教育」、小学校で講演 (2007.6.8)

    レポートは →こちらへ
 
● くらしとお金の学校主催
  「こどもとおとなのお金の学校」を開催しました
   おこづかいハプニングゲームとおとなのためのセミナー
◆ 実施概要
日  時 : 2006年4月2日(日) PM 3:00〜4:30
場  所 : 大宮中部公民館(大宮駅東口徒歩10分)
        (埼玉県さいたま市大宮区仲町3-30-2)
参加費 : 無料

<内容>

(1) 「こどもの教室(小学生対象)」=レクリエーションホール

《おこづかいハプニングゲーム》
身体を動かし楽しくゲームを行い、身近なお手伝いを体験し、ちょっぴり考えるクイズをやったり、楽しさ満載です。
体験を通して楽しみながら、おこづかい帳の記録の仕方も体験します。

(2) 「おとなの教室(お父さん、お母さん対象)」=会議室3

《子供のお金の疑問に対してどう答えるか?》
小学生のもらったお年玉の平均額は25000円、そして、
その使い道の2位が貯金をするとなっています。
ここ3年間変わっていません。なぜでしょうか?
子供を取り巻く現状のお話とご家庭の日常生活の中で出来る
「親子のお金の教育」の事例を交えたお話をします。
どんなに便利な世の中になっても「お金の大切さ」は変わりません。
◆ 実施レポート 1
小学生対象「おこづかいハプニングゲーム」


 ・参加の子ども=9名(3歳〜11歳)
 ・ゲームスタッフ=14名
 ・目的
      (1) 家庭でも行えるように日常の生活の身近な事(お手伝い等)
     をゲームに取り入れる。
   (2) 身体を動かし(片足立ち、わなげ等)楽しみながら、集中力
     や体力アップにもつなげる。
   (3) おこづかい帳の記録を体験する。

 ・参加の子どもたちからアンケートをとりました
◇ ゲームスタッフからの感想
(阿部雅代・岡安邦彦・佐々木順代・杉浦寛・藤牧俊行・増田佳美・
 吉岡健・吉岡豊司)
  
<よかった点>
・年齢層(3歳〜11歳)が幅広かったにもかかわらず楽しんでくれた。
 これはゲームの内容が幅広い年齢層に対応できるという実例になった。
・参加の子どもたちの楽しい顔があり、我々スタッフも楽しめた。
・自分の幼少時代と今の子どもたちと違っている点に気づかされた。
・前回(下北沢)より内容も充実し、レベルアップされていた。

<今後の課題と改善点>
・ゲームの種類を増やした方がいい。
・ゲームの始まりと終わりにもう少し工夫が必要。
・広報の方法を考える。

※参加されたお子さんのお父さんから、メールが届きました。
「子どもたちは非常に楽しかったらしく、また行きたいと言っていました。
帰ってから、早速、おこづかい帳を広げてつけていました。家庭では、お金についてなかなか教える機会もなく、話をしても、わかっってもらえるかどうか疑問でしたが、ゲームをやることによって、親が言っていることがすぐ理解できる効果は、親にとってもありがたいと感じました」
◆実施レポート 2
保護者対象セミナー「子どものお金に対する疑問にどう答えるか」


 ・参加人数=10名(男性2名、女性8名)
 ・セミナー担当=岩見
 ・目的
   (1) 家庭での金銭教育の大切さに気づいていただく。
   (2) 親子で金銭教育が家庭で行なえるように具体例を紹介する。
◇ 参加の方々から、色々なご意見等々がありました。
 ・学校では教えてもらえない部分で、親が教えなければならない事が
  重要な事に気づきました。
 ・子ども達の世界をみて、親の教育が必要かな・・・と思う。
 ・学校調理師をしていますが、学校では今「生きる為の教育」として
  食育が注目されています。金銭教育も同じく「生きる為」に非常に
  必要だと思います。
 ・今後、ハイパーインフレになり国家が破産したら!?と思うと恐ろしい。
 ・最近、TVニュース等で子どもの事件が多い事からケイタイを持た
  せるようになりました。良かった事は、どこにいても連絡がとれ安心
  ですが、親のわからないメール(友人とのメールだと思いますが)に
  夢中になって困っています。
 ・お金が一番・・・と思っている娘はそのように教育したらいいのか・・・。

◇ セミナー担当(岩見)から
<よかった点>
 ・ワークシートに実際に記入する場面では、皆さん意外と真剣だった。
 ・ご夫婦での参加やお父さんの参加、祖母の参加があり、お母さん
  だけでなく家庭での様々な立場の方の参加がありよかった。

<今後の課題と改善点>
 ・時間をもう少し長く取り、ワークシートや実践の話をもっと行えるよう
  にし、フリートークの時間を増やす。
 ・お父さんの参加を増やしたい。
 ● 金銭教育入門セミナー(第1回)がひらかれました
    淺野忠克講師がアメリカの経済教育を紹介
    ミリオネアゲームで、勤労、貯蓄、複利の大切さを教える
◇ 日時:2006年3月25日(土)PM7:20〜8:40
◇ 会場:CCG会議室(東京、小川町)
◇ テーマ:金銭教育入門
   ――経済教育の最近の動向、テキストを使った授業展開について
◇ 講師:淺野忠克(ただよし)
     山村学園短大専任講師・経済教育学会幹事
     ・日本FP協会編『10代から学ぶパーソナルファイナンス』著者

 
◆ アメリカの経済教育の動向、日本の経済教育の動き、どういう内容を(教材開発)・どのように(教え方)、日米の経済意識のちがい、などの説明の後、アメリカの経済教育で使われているという「ミリオネアゲーム」を体験しました。
15問のクイズに答えるもので、100点満点。

Q1:アメリカのミリオネアのほとんどは大学を卒業している。→(○か×か)
Q2:アメリカのミリオネアのほとんどは週40時間以下しか働かない。→(○か×か)
   ・
   ・
Q13:あるひとが18歳でたばこを吸わないことにした。そのかわり毎日たばこ代1ドル50セントを貯蓄に回していくとすると(複利8%)、67歳までには30万ドルちかくなっている。→(○か×か)

というような問題です。
受講者のなかでは90点が最高点で、3人いました。
ミリオネアクイズに答える

淺野先生から、『消費者・市民のためのパーソナル・ファイナンス入門』等、ご著書多数が寄贈されました。御礼申し上げます。

◆金銭教育プロジェクトのMLから、このミリオネアゲーム体験について書かれた木下利信さんのメールを一部転載させていただきます。

〔淺野先生の話を聞いて〕
(参考になったこと、感じたこと)
・ミリオネアゲームには脱帽です。
子供、学生に対し気づきを与える意図が明確です。質問の内容と答えの解説への納得度が極めて高いものでした。勿論、日本人の日常生活感覚と異なることも多いため、同じ質問を日本人の学生にすることは出来ない点も多々ありますが、米国の子供、学生には効果的な手法だと思います。

・次に米国のロジスティクスを重要視する姿勢が感じられました。つまり、先生に”経済教育”をするように指導するに当たって、先ずしっかりとした武器(ツール)を開発して与えるとの発想です。日本の教育現場の実情を理解していないので想像でしか言えないのですが、日本では現場の先生の”創意工夫”に頼る面が多いのではないでしょうか?

・ミリオネアゲームで子供たちに与えようとしている気づきは、生涯を通じて得る財産は”仕事”を通じてであること、そして”良い仕事”を得るためにはそのための準備、即ち自分への投資という教育、学びが重要だとのことです。
日本の大人や先生の中に、子供から何のために勉強するのかと問われ、明確に自分の言葉で答えられる人がどれだけいるでしょうか?
 ● 《金銭教育実践レポート》
カレーライスかいものゲーム挿絵  「こども☆夢☆未来2005」フェスティバルでの金銭教育
  ――「カレーライスかいものゲーム」を通して
岩見 真里子さん(正会員)
 2005年3月13日(日)に埼玉県県民活動総合センターにて「こども夢未来2005」フェスティバルが開催されました。今年で5回目となるこのフェスティバルの来場者は、6000人弱で、少子化なんて考えられない程の子供達であふれていました。
 私たちは、この子供達への金銭教育の一助となることをねらいとして、「カレーライスかいものゲーム」をおこないました。
ゲームで考え込むこどもたちと岩見さん
ゲームで考え込む
こどもたちと岩見さん(左)
県民活動センター全館をつかったフェスティバル
県民活動センター全館をつかった
フェスティバル
【概要】
(1) ゲームの内容は「カレーライスかいものゲーム」というオリジナルの盤ゲームで、約150人の子供がこのゲームに参加しました。
(2) ゲームに参加したお父さん、お母さんにアンケート調査をおこない(約50人回収)、「おこづかいに関する意見」「子供に教えたいお金のこと」ほかをお聞きし、私が作成した「家庭での金銭教育事例」「簡単貯金シート」、金融広報委員会編の「おこずかい帳」「お金の上手な使い方」を配布しました。

【結果】
(1) 「カレーライスかいものゲーム」について
とにかく楽しく、興味が湧く様な声かけをし、子供が自分で考え、進めるようにしました。
ゲーム中の子供たちから、
「どうしてもカレールウの所に止まらないから、今日は肉じゃがに変えよう」(みんな大爆笑)
(ずーっと悩んで)「お母さんにプレゼントをあげたいけれど、カレーの材料が買えなくなるからプレゼントは買わない」(しっかりしています!)
など、色々な発想や気づきが出てきました。

(2) アンケート結果から:お父さん、お母さんのご意見(30歳代の親からが多い)
・おこづかいについて・・・おこづかいをあげ始める年齢は、小学校4年生くらいが多かった。金額は、1ヵ月100円〜3000円と様々。
・お金に関して教えたい事・・・お金の大切さ、労働とお金の関係、お金で買えないもの、お金の使い方、携帯電話のこと、他

【今回の金銭教育を行った感想】
・子供は、わくわくする様な体験が大好き。興味を持ったことに関しては、どんどん吸収する。
・子供の発達段階に応じて体験学習をする場をこれからもどんどん作って行きたい。
・金銭教育の大元は、家庭にあり。お父さん、お母さんも真剣にお金のことを子供たちに教えたいと思っていることが、ひしひしと伝わってきた。
(2005年3月22日)
連絡先 Tel:048-851-5232 (本部)
    Fax:048-851-5231
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