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金銭教育 2006年度の記録
● 第3回金銭教育入門セミナーがひらかれました
  
「金銭教育、何をどのように----教育現場の視点から」

                                  長沼行太郎(当NPO理事)

日時:
  2006年12月16日(土) 16:00〜18:30 
会場:  CCG (千代田区神田小川町1-8-3 小川町北ビル8F)
内容 :  金銭教育への関心/学校教育と金銭教育……金銭教育と学校現場との接点について、おもに教育現場の視点から、金銭教育のニーズを整理し、当PJTの今後に向けた話し合いの材料を提供。

後に、補足資料として、「羽仁もと子と家計簿の思想――金銭教育の源流考」を配信
● 第2回金銭教育入門セミナーがひらかれました
 
 「日本の金銭教育の現状、テキストを使った授業展開について」

                        淺野忠克(ただよし)山村学園短大専任講師
      

日時: 2006年7月8日(土)PM6:00〜8:00  
会場: 千代田プラットフォームスクェア 会議室504(東京、神田錦町)
内容 :  第1回はアメリカでの金銭教育のご紹介が主でしたので、今回は日本の現状を。テ キスト『10代から学ぶパーソナルファイナンス』にかんすること

参加者からの感想(会員・向井佳三さん)
セミナーを聞いて一番感じたことは、高校生に必要な金銭教育はそれ以上の年代とほぼ同じレベルだということです。大人との違いは次世代にどのように教えればいいのかという点が含まれていないことくらいだと思いました。

ニーズとウォンツを区別する話はとても大切なことで、この話を一番聞かせたいと思った人は15年前の自分でした。

私は現在、信販会社で多重債務者の債務整理の現場で仕事をしています。 主な仕事は弁護士との交渉で、債務者の今後の支払いについて弁護士と話し合います。 そのときに必ず出てくる話が、支払い原資です。

その債務者は限られた収支の中で1ヶ月にいくら返済にまわせるのか。これを元に各債権者に支払いをしていきます。支払い原資を確保するということは、収支管理をするということです。 これをお金を借りる前にやっていれば多重債務者にならずに済んだはずなのにといつも思っています。

こういう方たちはニーズとウォンツのことが分かっていないのだと思います。

現代は誰でも簡単にお金が借りられるだけに、借りる前の教育が必要であると感じました。
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● 「さいたま市浦和うなぎまつり」に当NPOが参加
 
  「こどもの居場所づくり」事業を市教委と共催
 
    こどもたちが、働いて得たお金で駄菓子をゲット!

さいたま市の浦和地区で「さいたま市浦和うなぎまつり」が5月27日(土)に開催され、そのイベントの中で、当NPOがさいたま市教育委員会と共同で「地域通貨(だがしや楽校・子供ハローワーク)」を担当しました。

◆「さいたま市浦和うなぎまつり」の概略

開催日:2006年5月27日(土) AM 10:00〜PM 4:00
  ※ うなぎまつりは今回、5回目の開催。地域通貨は2回目。
会場:さいたま市役所東側広場、南側駐車場

目的:さいたま市旧浦和地区の歴史ある食の名物である「うなぎ」を広く市内外にPRし、さいたま市の活性化と観光振興を図る。

行事内容:51店舗が出店・出展。「うなぎ調理の実演・販売」「うなぎ蒲焼きの試食」「うなぎ弁当・うなぎ饅頭・うなぎ寿司」「うなぎのつかみ取り体験」「市内商農産物・市内みやげ品の販売」「ステージショー」など。

前夜祭:「やなせたかしとアンパンマンコンサート」(要応募)

主催:さいたま市浦和うなぎまつり実行委員会(事務局=浦和区地域経済課)

後援:さいたま市、さいたま商工会議所、JR東日本大宮支社、NHK、浦和ケーブルテレビ、レッズウェーブ、他
◆ 地域通貨=「だがしや楽校」・「子供ハローワーク」について

会場内の16番・17番、市庁舎正面玄関に、当NPOが、「だがしや楽校」・「子供ハローワーク」というふたつのコーナーをもちました。
これは昨年、文科省の「こどもの居場所づくり」事業として、教育委員会と文科省関連の団体が行ったものを、NPO法人くらしとお金の学校が引き継ぎ、市教委の生涯学習課と共同でおこないました。


◆ 地域通貨の内容概略:

子どもたちが「ハローワーク」で仕事をもらい、うなぎまつりに出店しているお店のお手伝い(仕事)をして、お礼に地域通貨(単位「にょろ」)をもらい、「だがしや」でお菓子を買うという流れです。

くらしとお金の学校のスタッフは、当日、市教委、学生ボランティア、シルバーカレッジの方々とともに、子供たちが安全に楽しく「仕事」ができるよう、ハローワークで仕事を紹介する、子供たちの仕事(時間交替制、30〜60分労働)をサポートする、駄菓子を販売する、などをおこないました。
雨天でしたが、こどもたちは延べ400人ほど集まり、駄菓子も完売となりました。

当日のだがしや学校・ハローワークの様子が、翌日の産経新聞(埼玉ページ)に掲載されています。
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 ● 金銭教育プロジェクト
 
 小学生親子対象の「カレーライス買い物ゲーム」を開催
  
  
「彩の国インストラクター子ども教室」で初の試み
・2006年5月14日(日)PM 1:00〜3:00
 さいたま市浦和の針ヶ谷公民館にて
 (与野駅東口から徒歩10分)
https://www.shisetsu.city.saitama.jp/Public/PC/shisetsu/514.html

・文部科学省が全国に呼びかけて実施している「子どもの居場所づくり」事業の一環として、さいたま市が行っている「彩の国インストラクター子ども教室」からの依頼を受けて行いました。

「地域子ども教室」のこれまでの実績については、さいたま市の下記HPに紹介されています。
(2007年6月現在非公開)
http://www.city.saitama.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020046&WIT_oid=saitama::Contents::42428

実施レポート

◇ 子どもの個性がでていた(阿部雅代)

5月14日(日)午後、金銭教育プロジェクトメンバー(岩見、小島、阿部)による金銭教育の活動を実施しました。
これは、さいたま市が行っている「彩の国インストラクター子ども教室」からの依頼によるもので、岩見さんが作成した、盤ゲームの「カレーライス買い物ゲーム」を中心に行い、参加者は、4組の親子(人数は10人)でした。
ゲームに先だち、今ほしいもの10個を書き出してもらうという作業をしてもらいましたが、10個考えるというのは、大人も子どもも大変なようでした。
やはり、現代は物質的には満たされている方が多いので、こういう結果になるのでしょうね。
「カレーライス買物ゲーム」は、初め親子ペアで行い、次に子どもだけで行いましたが、皆さん熱中して、楽しんでやっていました。
カレーライスの材料以外の買物をしない子どもがいたり、余分な買物をする子どもがいたり、それぞれの子どもの個性がでていたと思います。
また、買物や貯金やおこづかいなどのお金の出入りの記録をしてもらいましたので、これをきっかけに、おこづかい帳を記入することを覚えてもらえればと思います。

カレーライスゲームのようす

◇ 「ありがとう」の交換(小島郁生)

実は、非常に良い経験(状況を見る)をしたと思っています。
全体を通しての感想を以下述べてみます。

1) ゲーム開始前に,「欲しいもの」と「必要なもの」を記入させ、1、2、3、4の優先順位を付けさせて参加者を悩ませたこと。
2) 親が銀行という役でゲームが進行し、同時に「子供に誘惑する言葉」を掛ける役目も担ったこと。
3) 前半のゲームでは、最後の「たまねぎ」を買うのに苦労し、後半のゲームでは一転して直ぐにカレ−ライスを完成することが出来た親子のペアがいたこと。
4) 両親参加のペアがいたこと。
5) 手を叩いたり、「やった〜!」、「すっご〜い」、 「良かったネ〜」と言って言葉を掛けたこと。
6) ありがとうの言葉。

カレーライスを完成させることが本来の目的ですが、その中で参加された方が『材料を買う作業』を通して「欲しいもの」と「必要なもの」との違いを意識したと思います。

今回親子のペアでゲームが進行しました。その中で親が自分の子供を誘惑する場面が有りますが、このことは親自身の良い金銭教育になると思います。

ゲームをプレ−している最中に「欲しいもの」と「必要なもの」との違いを更に意識させる、仕掛けを盛り込むと良いと考えました。

今回のゲームでは家族全員参加のペアがいました。父親の参加は大変好ましいと思います。
その家族全員参加のペアの中に6歳のお嬢様がいました。配布物や筆記用具をその子に持って行くとその都度「ありがとう」の言葉を発してくれました。
「ありがとう」……大変綺麗な言葉です。

去る4/8(土)、地元の上尾ファーラムで金銭教育を実施しました。その中で、「お金って、ありがとうの、こうかん」をキーワードにちょっとしたプレゼンを行いました。

人は、お金を通して『信頼』『尊敬』『感謝』『安心』その他いろいろなことを交換しているのです。そんな「ありがとう」の言葉を6歳の子が発してくれました。

「金銭教育」=『ありがとうの教育」
「手を叩いたり」、「やった〜!」、「すっご〜い」、「良かったネ〜」などの共有が大切なこと。

今後、このようなことを伝えていきたいです。
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